A-POWER8月号掲載
写真:佐藤安孝
取材・文:高野博善

A-Power
超電撃特別インタビュー!

清原和博選手(オリックス・バッファローズ)

ご存知球界のスーパースター。PL学園時代から24年間にわたって現役の野球人(岸和田リトルリーグ時代も含めると30年近い!?)として球界を席巻している奇跡の男。地元、大阪では小学生の頃からホームランの飛距離は120mに達したとの伝説が今も語り継がれる。度重なる故障などによる挫折を乗り越える姿に感動と共感を覚えるファンは数多し。若くしてフェラーリ・テスタロッサを転がした生粋のクルマ好きとしても名を轟かす。
「今夜辺り、清原さんがお見えになるかも知れませんヨ」
ウイングオートにてハマーH3とFJクルーザーの比較取材をしていた最中、営業の小川さんからそんな超衝撃的な話を耳にした本誌高野は、緊張と興奮に打ち震えながら、清原選手が現れるのを待った。本誌高野は20年来の「清原信者」のひとりであり、清原選手に会える!なんてことは夢の夢、そのまた夢の夢マボロシのごときであるのだが、そんな個人的な感情を差し置いても清原選手がハマーH2に抱く思いを聞き出し、それを読者に伝えることはアメ車雑誌編集者として大変に意味のあることである。その夜に清原選手が語ってくれた「H2、最高やね」という言葉は、私の耳から生涯離れることはないだろう。 ”スーパーカーで球場に乗り付け、ガツーン! と1発デカイ ホームランを打って、歓声を浴びながら颯爽と去ってゆく。”一流のプロ野球選手としての自分のあり方をそんな風に語っていた清原選手が、フェラーリとかベンツから超ド級カスタムを施したハマーH2に乗り換えたことは有名な話。清原選手にとってのハマーH2は、いかなるクルマなのか?本誌は幸運にも、名古屋のハマーショールームに現れた清原選手から、H2に対する率直な感想を聞きだすことができた!


Q:清原さんにとって初めてのアメ車、いかがでしたか?
A:買ったのにはワケがあったけど、とにかく目立つね!

--クルマ好きで有名な清原さんですが、アメ車はH2が初めてですよね。清原さんにとってアメ車とはどういう存在でしたか?たまたま乗らなかっただけなのか、あるいはあまり興味がなかったから・・・ですか?
清原選手(以下敬称略):僕らがプロに入った頃(85年)っていうのは、「一流の野球選手が乗るクルマはベンツ」というイメージが強かったんです。だから僕もBMWやベンツなどのヨーロッパ車をずっと乗り継いできたんです。

--特に避けられていたワケではなかったのですね?
清原:うん、以前にね、バイパーを買おうと思ったこともあったんですよ。だけどアレはMTしかないから断念しました。足の状態が良くない時には無理やからね、MTは。

--ハマーH2を選ばれた理由は?
清原:今季は巨人から関西のオリックスに移ることになって、自分の中で「何かを変えたい」という気持ちが強くありました。「新しい世界へ飛び込んでいきたい」っていう意味で、これまで乗ったことのなかったようなクルマであるハマーH2を選んだんです。

--ハマーH2は以前から気になるクルマのひとつだったのですか?
清原:長渕さんが乗っておられて。

--あ、長渕さんのハマーを直接ご覧になって気に入られたと。
清原:うん、長渕さんのは黄色で、それがすごく格好良かったんです。長渕さんはノーマルで乗ってらっしゃるんですけど。俺はバリバリのやつを作ってもらおうと思って。

--これだけ大幅なカスタムを施したのは今回が初めてですよね?ハマーは改造して乗る、という願望も強かったのですか?
清原:うん、だけど今までノーマルで乗ったことは一回もないからね。やっぱり人と違うものというか、自分のこだわりみたいなモンを表現したかったというのは強かったね。クルマが好きな人っていうのは、まず何馬力あるのかな?とか、ホイールは何インチ履いてるのかな?とか、マフラーはどんな音がするのかな?とか、そういったポイントを見るじゃないですか。

--その辺りを極めたかった、と。
清原:そうですね。後席の居住性と快適性も徹底的に極めました。やっぱりクルマのスタイルと、女の子のスタイルってのは、人それぞれこだわりがあると思うんですよ。たとえば、胸の大きいコがすきとか、?足の綺麗なコが好きとか、そういうのがあるじゃないですか。(笑)そんな感じでハマーはね、自分好みの満足の行く仕上がりになったと思ってますよ。これまで色んなヨーロッパ車に乗ってきたけど、ハマーが一番「見られる」からね。

--注目度はどんなクルマよりも高いですよね!
清原:神戸の街は道が狭いから、よけいに目立ってますね。みんな「あ!ハマーや!」って顔して見るもんね。そこで俺がパッと顔出して。(笑)

--清原さんほどの人でも、ハマーに乗って「見られる快感」みたいなのがあるんですね?かつて清原さんがテスタロッサに乗っておられた時代もすごかったと思いますが、それと比べても注目度はまだ大きいですか?
清原:こっちの方が大きいね。

--それにしても半年以上も足として使われてるクルマとは思えないほど綺麗ですよね。すごく手入れが行き届いていて、クルマへの愛情の深さをものすごく感じます。
清原:SUVはドロドロのまま乗ってる人もいるけど、ハマーは注目度が抜群なだけに、今までのクルマ以上に綺麗にして乗ってますから。特に女の子ウケがいいね。

--女の子、注目しますか?
清原:面白いもんでね、神戸の街はカップルが多いでしょ、元町とか。そこでカップルと遭遇すると、男は悔しいからハマーなんてみたくないんやね。女の子はこっちに見とれてるんやけど。(笑)

--たしかに、自分の彼女が他人のクルマにうっとりされると・・・。
清原:オーディオも相当イイものを入れてるから、音でも注目されるよ。

--見る側は悔しいけど、男なら「いつかは俺も!」みたいな反骨心を掻き立てられますね
Q:アメ車へのネガティブなイメージはありましたか?
A:壊れやすいと思ってたけど、実際には全然壊れなかった

--機械的なトラブルは何かありましたか?

清原:トラブルは・・・そういやなかったね!

--そうですか!
清原:正直、もっと出ると思ってた。アメ車やから。

--う・・・、やっぱりアメ車にはそういうイメージがありましたか?
清原:あるある、すぐ壊れるんちゃうんかって。だけど、これはまったくなかったね。前にブラバスに乗ってたけど、あれはトラブルが多かった。俺の体以上にケガだらけやった。

--そうですか・・・。
清原:もうエンジンかけた瞬間から、あれ、今日はなんか機嫌悪いな、って。だけどハマーはそんなこといっぺんもなかったかな。馬力もかなりアップしてるけど、何の問題もないね。

--アメ車の悪いイメージは見直していただけましたか。
清原:そうやね、ホンマにイイよこのクルマは。あえて難点を挙げればね・・・色んな装置があって操作方法を覚えるのが大変なことぐらいかな。(笑)

--オーディオとかモニターとか、ボタン類が多いですもんね。
清原:あと、今は膝が悪いから、乗り降りがちょっとね。普通のクルマより車高が高いわりには手をかける所が少ないし。

--今後の課題ですか?
清原:そうやね。足を怪我してるから、状態が悪くてクルマに這って乗り込むような時とかね。あと、お酒飲んでる時(後席での話です)なんかもね。(笑)

--怪我が完治されることを、本当に心から願っています。 アメ車は壊れるんじゃないか・・・? 正直そんな不安もあったけど、 ハマーはカスタムしても故障知らず



和泉ナンバーにしたのは、関西に骨を埋める覚悟を示したかったから。出稼ぎ気分やないんです。





Q:アメ車独特の乗り味は好きになっていただけました?
A:うん、ハマーH2は最高のクルマやね。


--今までのクルマはすべて首都圏のナンバーで、「和泉ナンバー」は今回が初めてだと思うんですが。
清原:うん。

--それはやっぱり関西の球団に移ったからですか?
清原:そうですね。野球の選手としてここで骨を埋める!っていう意味が込められてるのと、東京から関西に「出稼ぎに来た気分なんかじゃないよ!」っていうのを出したかった、という思いが強いです。それ以外にも、やっぱり地元の和泉ナンバーのクルマにも一度乗ってみたいな、っていう純粋な願望もありました。

--清原さんはPL学園時代から大阪の人にとっての誇りなので、地元のファンはすごく喜んでるはずですよ。僕も大阪出身者なので、清原さんが東京でひと旗挙げて、大成功してまた関西に帰ってきてくれたことがすごく嬉しいんです。
清原:まぁ、大阪に帰るにあたって、なんか強いインパクトを出そうと思ってハマーを買ったんですけどね。ベントレーを持っていくのもなぁ・・・と思ったし、それはなんかピンとこなくて、やっぱり大阪へ行くねんから、より派手に行かないと!と思いましてね(笑)

--清原さんは昔から、「スーパーカーで球場に乗り付けて、ガーンとホームランを打って、颯爽と帰っていくのがスター」っていう話をされてますが、今もそんな気持ちは強いですか?
清原:うん、そうやね。こないだイチローとメシ食った時もね、クルマの話になって、イチローがクルマ買ったっていうから、何買った?って聞くとポルシェ買いましたと。なんや普通やな〜って思ってんけど、ポルシェの何?って聞いたら、カ○ラGTっていうから、「おお!」って驚いた。

--たしかイチローさんは日産車にずっと乗っておられましたよね。かなりカスタムされていたとか。
清原:うん、だけど今度はGTを買ったみたいやね。あれって、たしか5000万くらいするよね。

--清原さんの影響を受けられたのでしょうか?(笑)最近は若者のクルマ離れが進んでいるといわれ、クルマ好きとしては寂しい時代を迎えていますから、やはりプロ野球選手のスーパースターには超高級車、超高性能車に乗っていてほしいですね。そんな姿に憧れてる子供たちは、きっとクルマに関心を持ってくれるでしょうから。ポルシェといえば、清原さんも最近狭い道用!?にポルシェを買われたそうですが、ハマーとポルシェ、あとベントレーは、どんな風に乗りワケされてるんです?
清原:やっぱり「強い気分」になりたい時はハマーやね。試合で球場に行く時とか、ガンガンにヒップホップのDVDをかけて乗ってます。ハマーに乗ってるとね、自分が強くなったような気分になれるんですよ。凹みかかった時でも元気が出る。こういうクルマは今までちょっとなかったね。

--黒人が出てくるプロモーションビデオは、ハマーの中で観ると無性に興奮してきます。相乗効果でしょうか?
清原:この独特のリズムには闘争心を掻き立てるようなところがあるから、ハマーにピッタリの音楽やね。で、これをかけながらちょっと寒くても俺は窓を開けて腕を出す。

--冬でも半袖ですか?
清原:うん、腕はそのために筋力を鍛えてるから(笑)

--そのためですか!
清原:ハンドルはこう、上を持ってね。アメ車は。あと、背もたれは倒し気味で。(笑)

--よくご存知ですね!(笑)いかにもアメ車好き的なコメントで嬉しいです!
清原:いや、ホンマに思ってたよりすごく良かったよH2は。イイクルマやね。

--運転手さんにハンドルを任せて後席でリラックスされる時と、ご自分でハンドルを握る時とではそれぞれ印象は違うと思うんですが、ハンドルを握っておられる時には、アメ車独特のゆったり感、みたいなものがあると思うんですけど、そういうのは感じますか?
清原:あ、それはあるね。あるある。追い抜かれたりした時でも、なんとも思わんようになった。ヨーロッパ車に乗ってて追い抜かれたらムカッとくるねんけど、アメ車の場合はそれが少ないね。テンションが高まる反面、おおらかな気持ちにもなるね。そやけど、俺は繁華街にもよく乗っていくねんけど、大阪の北新地ではごっつ迷惑やねこのクルマは。(笑)置いただけで道ふさぐから。デカイアメ車はああいう飲食街とかに乗っていったら大ひんしゅくやね。

--かといって、このクルマにクラクション鳴らす勇気のある人も少ないでしょうしね。

清原:まぁ、雰囲気的にも新地には似合えへんねこのクルマは。銀座とかも。やっぱりああいう場所はベンツとかのほうが合うね。

--ハマーH2は清原さんにとっての初めてのアメ車ですが、アメ車は本当に好きになっていただけたようですね!
清原:うん、好きですよ。これはいいよ。まぁ一言でいうて最高やね。

--「最高」ですか!ありがとうございます!今日はシーズン中のお忙しい中、お話を聞かせていただき、本当にありがとうございました!これからもずっとずっと応援しています!アメ車パワーでまた大活躍してください!

For Sale!?

清原選手のハマーH2、期間限定でウイングオートに展示!!


清原選手のエクスプライドに憧れるファンのために、
清原選手の愛車が名古屋のハマーショールームに 展示されることになった!!

しかも、「大事にしてくれる人なら譲ってもいい」 というから驚きである!

いかにも剛胆な清原選手らしい提案に驚かされたが、
早くも新しいクルマの構想が立ち上がったことも 取材班を驚かせた衝撃的なニュースである。

気になる人はウイングオートに問い合わせてほしい。


■清原選手のハマーH2の問い合わせ先
ウイングオート TEL:052-409-5434

真のセレブならではのファンサービス!?

清原選手のH2はすでに有名な存 在なので、ウイングオートでは、 「清原選手と同じ仕様にしたい」という要望の声が聞こえることも珍し くない。清原選手への義理を立てる ウイングオートは丁重にお断りをしてきたのだが、それを知った清原選手は「ここに来られるお客さんにも見てもらいたい」と期間限定で展示 することにOKを出し、さらに「大 切に乗ってくれるのなら譲ってもえ えよ」と、超大サービス発言まで飛 び出した!世界にまたとない特別 なH2を所望しているセレブたちにとっては千載一遇の好機である。筆者にとっては今日にも買いたい出物なのだが・・・予算が足りなすぎる!
24インチホイールを巧みにストロークさせて乗り心地を確保しながら、高速でのコーナリング時にも高い安定感を発揮するサスペンション・チューンはウイングオートならでは。 552馬力のベントレーにも乗る清原選手を前にすると「どんくさい」と評されたエンジンにはマグナソンのスーパーチャージャーで強化。「今は問題なく速い」とのこと。 思わずウットリさせられる艶が上級感を演出するピアノブラック。インテリアのデザイン基調はオリジナルのそれを尊重しつつ、まったく別物のクルマに仕上がっている。 カロッツェリアの最上級5.1chシステムに多数のモニターを配備し、ショー・カー以上の臨場感溢れる音楽空間を実現。HIPHOPを大音量で聴くことによってテンションを高める。

超高性能欧州車と比較しても満足の走行性能

ハマーH2は車重が3トンもあることを思えば驚異的ともいえるほど「普通に走る」性能を持っているが、清原選手は時速300km級の超高速系高性能車ばかり乗ってこられたゆえに、「ハマーは、最初乗った時、ちょっとドンクサくてね。」と、エンジンのパワーと制動力に不満を抱かれた。そこでウイングオートは迅速に対処。マグナソンのスーパーチャージャーとブレンボのブレーキキットを装着してからは、性能面での不満はまったくなくなったという。徹底的にこだわった後席の居心地については「大満足やね」とご満悦。それでも、「やっぱり運転席でハンドル握ってるほうが乗り心地がいいように感じるナ。」と語るところには、清原選手が根っからのクルマ好きであることを実感させられる。ハマーショールーム内で愛車を眺める清原選手の姿は、熱心なカーマニアそのものだったのだ。テレビや球場で観たきた姿とはひと味違う、清原選手の純粋な一面を垣間見ることができ、筆者は嬉しかった。

清原選手のハマーH2

世界に一台のスペシャルカスタマイズカー 06年型ハマーH2「もう一台H2を買ってもまだ足りない」ほどのカスタム費用をかけて製作された清原選手とウイングオートによる渾身の一台。外装はタイクーンのエアロキットや24インチのアシャンテの組み合わせでセンスよくまとめ、S/C搭載によりハイパフォーマンス化も実現しているが、ハイライトは室内。高級素材や特注パーツを惜しみなく使い、究極のリラックス空間を作り上げた。まさに世界に1台のH2である。


後席インプレッション 究極のリアシートの乗り味は・・・!?



清原選手に特別の許可をいただき、エクスプライドH2のスペシャルリアシートに座りながら名古屋の街を少し走らせることができました。せんえつながら、私高野は清原選手がいつも座っておられるという左側に座らせていただく幸運を得たのですが、身長では23cmも小さく、年収では100分の1以下の私にとっては、物理的にも精神的にも有り余るほどのゴージャス感に圧倒されまくりでした。やがて落ち着いてくると、これまでに経験したことのない種類のリラックス感を味わうことができ、ウイングオートが総力を結集し、人間工学的な思想に基づいた設計がもたらした空間は、超一流のアスリートにも深い満足感を与えるということが体で理解できました。24インチとは思えぬ角の丸い乗り心地や、適度に響く排気音とカロッツェリアの5.1chシステムが奏でるサウンドが耳に心地よく届きました。

新たなる超豪華特装車の 開発がスタート!! 年内には完成か!?


清原選手の熱い要望を超える新作を製作する H2に乗ってアメ車の良さを実感した清原選手は、今のH2をも上回る超豪華な室内空間を持つ新しい愛車を検討中。そこでウイングオートのカスタムプロデューサー・入谷氏が「私がまたちょっと考えてるクルマがありまして、清原さんがおっしゃってた『前と後を完全に分ける』仕様をこのクルマをベースにどうかな、って思ってるんですよ。」と提案した。「ほう。」と興味津々に頷く清原選手。そのベースとなるクルマとは、新型キャデラックエスカレードのロングホイールベース版ESVである。ウイングオートが技術の総力を結集して製作する「エクスプライド」の新作が、清原選手の意向を取り入れながら開発されることになったのだ。究極のラグジュアリー・カーは清原選手のパワーを借りて、さらなる進化を遂げるワケである! 新作の構想を清原選手に説明する入谷氏。世界に2台とないスペシャルなカスタムカーが、また新たに誕生することになった!

新作の構想を清原選手に説明する入谷氏。世界に2台とないスペシャルなカスタムカーが、また新たに誕生することになった!

清原選手とハマーがますます好きになりました!! (ファン暦23年の編集部タカノによる取材後記)

私が小学生の頃、大阪で一大野球フィーバーが巻き起こりました。「甲子園は清原のためにするのかぁ〜!」というアナウンサーの興奮実況中継に私も激しく興奮したのです。それ以来ファンになり、西武時代には藤井寺球場と日生球場に何度も足を運びましたが、清原選手は必ず打ってくれました。バイト代で母親を西宮球場の内野指定席に連れて行った時にはアンダースローの伊藤敦さんから特大の一発を打ってくれました。巨人に移籍されて不振に陥られた時は、私も転職や成績不振で凹んでいたのですが、どれだけ叩かれてもそれをバネにして這い上がる清原選手の生き様が励みになりました。清原選手の一打席一打席が、私をどれだけ救ってくれたか図り知れません。そんなファンはこの世にたくさんいます。清原選手は昔から「ファンの声援が枯れかけていた自分に水を与えてくれた」というコメントを残されてますが、ファンもまた清原選手の活躍に勇気をもらい続けてきたのです。そんな清原選手のハマーライフを取材させていただき、感慨無量であります。

1500打点、4000塁打を立て続けに達成するなど大活躍!!!! 本誌の取材後一軍に復帰され、オリックスの連敗を止めてその後の連勝の立役者になるなど、今季も清原選手には涙が出るほどドラマチックな活躍でファンを魅了しております!クルーンの152キロをライトに運んだサヨナラ満塁弾「野球人生で一番嬉しい本塁打」とコメントされていましたが、私は今月号の取材が「編集者人生で一番嬉しい取材」でした。信じています、これからもずっと。


怪我をされているにも関わらず、撮影にご協力いただき感謝します。「車高が高いクルマは足の状態が悪い時は辛い」と語っておられましたが、それでも撮影中、みずからクルマに乗り込んでいただいたり、撮影用のポーズを作っていただいたことに感謝しています。怪我の痛みに表情が曇る場面もあり、本当に申し訳ありませんでした。今も痛みをこらえて出場されていると思いますが、完治されることを願ってやみません。

2000年7月7日の本塁打が私に上京を決意させてくれました。2000年の夏、クーラーの効かない軽トラで配達の仕事をしていた私は腐っていました。26歳になってもやりたい仕事に就くことができず陰々滅々とした毎日を送っていましたが、故障から一軍復帰されたばかりの清原選手は中日の中山さんから代打で3ランを打ちました。その場面をラジオで聞いていた私は涙が溢れ、その瞬間、「東京へ行こう!」と決意したのです。その時、歴史が動きました。


我が家の家宝、清原選手のPL学園時代のサインです。これの裏に新しく書き足してもらいました。