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Daytona2月号掲載
文:岩田一成
写真:ウイングオート
清原和博 ×
2006 HUMMER H2
球場という戦いの場へ挑む戦闘車
クルマ好きで有名な
"番長" 清原さんが次の愛車に選んだのは
ハマー H2!!
しかも内外装をフルカスタムした
世界に1台のH2だっていうから野球好きも、
アメリカ車好きも、み〜んな興味深々でしょ!?
てなわけで、清原さんと愛車H2を
しっかりキャッチしてきましたよ〜!
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"番長"の瞳が少年のように輝いていた。その瞳の先にあったのは、漆黒の巨体からただならぬオーラを漂わせる'06年式のハマーH2。ウイングオートが清原和博さんのために作り上げた、世界に1台のスペシャルカー(EXPRIDE)だ。もともと業界内でもかなりの"クルマ通"で知られる清原さん。今までに乗り継いできたクルマはナント10数台にも及ぶ。しかも、BMW6シリーズに始まり、ベンツ560クーペ&SEC、500SL、560SEL、600ロング&SL、フェラーリ・テスタロッサ&355&モデナ、さらにウイングオートにて購入したブラバスS5.8L仕様、ベントレー・コンチネンタルGTなど、世界の名車がズラリと名を連ねるその車歴はまさにため息モノだ。
「チームが変わるんで、ジャイアンツ時代に乗ってたクルマは全部売りました。今度は気分一新、世界に1台しかないこのH2で新しい場所に乗り込みますよ。そういう意味でもH2は思い出のクルマになるんじゃないかな。」笑いながら新たな愛車であるH2の前に立つ清原さん。
高級感とほかにはない迫力を漂わせる漆黒ボディのH2と、極限まで鍛えられた身長188cmの肉体。いまだかつて、これほどまでにお似合いの取り合わせがあっただろうか!?今まで乗ってなかったのが不思議なくらいのハマリっぷりである。初めてのアメリカ車、そして初めてのフルカスタム車ということもあって、清原さん自身も期待を抑えられない様子だが、ナゼ今回H2の購入に踏み切ったのだろうか。
「元木(選手)とかキムタクとか長渕さんとかが乗ってるでしょ。『カッコいいなぁ』と思って。あとは野球選手=メルセデスみたいなイメージを脱却してみようかな、と。しかも、今回はウイングオートさんで内外装に手を加えてもらったんで、誰にも負けないクルマに仕上がったと思いますよ。」
自ら運転するのも大好きで、今までのクルマもマフラーやホイールなど、どこかに必ず手を入れてきたというクルマ好きの清原さんだからこそ、このH2への愛着もひとしおだ。
「プロ野球選手っていうのはみんなに夢を与える仕事じゃないですか。だから球場に行くクルマも自分を演出するための大切なものなんです。僕なんて球場に行くときは必ずクルマをキレイに磨いて、ホイールまでピカピカにして行きますからね。」
清原さんにとってクルマは最大のプライベート空間であり、プロとしての自分を演出するための重要なアイテムであり、そして球場という戦いの場へ挑むときの"戦闘車"でもあるのだ。
「コロコロとクルマを乗り換えられるのも現役のときだけじゃないですか。だから、自分への激励の意味も込めてこのH2を買ったんです。最後にもう一花咲かせてやろうかな、と(笑)」取材の最後にそう語った清原さん。少年のようにキラキラ輝くその瞳からは、"闘う男"だけが持つ燃えるようなオーラが放たれていた。 |
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漆黒のボディ全体にあしらったクローム&ビレットパーツのバランスが絶妙なエクステリア。ただでさえ迫力満点のボディは、ウイングオート独占販売の
タイクーン・エアロキットによってさらにワイルドで押し出しの強いスタイリングを作り出している。 |
広い室内と充実した音楽環境 スペシャルハマーを徹底解剖
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| ホイールはアメリカから取り寄せたアシャンティの24インチ。ローダウンとメッキパーツとのバランスで絶妙なゴージャス感を演出。 |
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| 給油口にはゴージャス感満点のダイヤ入りオートフューエルドアを装着して、ラグジュアリーなルックスと実用性を見事に両立。 |
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| イグジストのオールステンレス・フルデュアルマフラーは、可変&スライドテールによってテールの角度や長さをお好みで変更できる。 |
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| 両サイドのミラーとフロントバンパーにはCCDカメラがセットされ、室内のモニターに外部の様子を映し出す仕組みになっている。 |
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| センターパネルにモニターをインストールするため、A/C用スイッチはオーバーヘッドパネルに移設されている。FRPを駆使した違和感のないフィニッシュは、思わずため息が出るほどの美しさだ。使いやすさを考えて取り付け位置を決めているので、機能性も言う事なし! |
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| 艶やかなピアノブラックでペイントされたワンオフのセンターパネルには、11インチモニターと4.5インチモニター2基、AVヘッドユニットが整然とインストールされる。ちなみに4.5インチモニターにはFバンパーとミラーに設置されたCCDカメラの映像が映し出される仕組みになっている。 |
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H2を改造するに当たって、清原さんから出た条件は3つ。
「足を伸ばせるリアの居住空間」と「いい音を楽しめるオーディオ」、そして「ラグジュアリーなエクステリア」だった。「家から球場までの移動時間っていうのは、僕ら野球選手にとって非常に重要なんです。球場に着く前にガンガン音楽をかけてテンションを高めていく。だから、広い室内とオーディオはクルマの絶対条件なんですよ。」清原さんのそんな強い要望をカタチにするため、ウイングオートではまずインテリアの大幅な加工に着手した。
H2はボディの大きさとは裏腹にリアの居住スペースが意外にも狭い。リアシートの下のフロアに大きな盛り上がりがあるため、ヘッドクリアランスが極端に狭くなってしまっているのだ。そんなH2のウイークポイントを改善するため、リアシート下のフロアをカットしてフラットに作り直し、シートの取り付け位置などを見直すことで、ノーマルプラス15cmのヘッドクリアランスと、身長188cmの清原さんがゆったりと足を伸ばせるリムジン顔負けの快適な居住空間をゲット。しかも安全性と快適性アップのために、リアにH2のフロントシートをスワップして、シートやヘッドレストを低反発素材で作り変えるなど、その作りこみは細部までまったく抜かりはない。さらに、シートをはじめ、内装のいたるところは高級素材のアルカンターラで張り替えられ、清原さんのもう1台の愛車であるベントレー・コンチネンタル・フライングスパー風に、レッドのクロスステッチでフィニッシュされている。そんな細部の繊細な仕上げからも、"世界に1台のH2"として乗り手と作り手のプライドが漂ってくるようだ。 |
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「音楽は長渕さんとか、あとは黒人のHIP HOP系とかよく聴きますよ。」という清原さんのために製作されたオーディオは、最上級モデルをふんだんに使用したカロッツェリアの5.1ch。Dピラーにワンオフのスピーカーボックスを設置するなど、スピーカーの配置や角度、ボックス容量に至るまで、すべてにこだわった仕上げとされ、要所にインストールされたモニターとの組み合わせで究極のシアタースペースを作り出している。映画館のような迫力の映像と5.1chサラウンドシステムによって、清原さんの球場までの移動時間がより充実したものになることは間違いないだろう。最後に漆黒のボディにエアロパーツやクローム&ビレットパーツをあしらって、アメリカから取り寄せたアシャンティの24インチホイールで足元を引き締めれば、壮大なH2製作プロジェクトは全て完了。乗り手を選ぶほどのゴージャスでパーフェクトなその姿は、まさに新たな戦いの場に向かう清原さんにこそふさわしいものだ。
スペシャル(EXPRIDE)仕様のH2で、新天地に乗り込む清原さん。これからも新たな挑戦を続け、人々に夢と感動を与え続けてくれることだろう。世界に1台の愛車H2とともに。 |
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| 余裕のヘッドクリアランスと広々とした足元スペースは、ウイングオートで行われた大掛かりなインテリアカスタムの賜物だ。 |
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| オーバーヘッドのリムジンイルミネーションは、ヘッドクリアランスを犠牲にしないように薄くデザインされているのがポイント。 |
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| 清原さんのもう1台の愛車であるフライングスパーをイメージして、内装はアルカンターラ&赤のクロスステッチでフルコーデ済み。 |
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阪神タイガースとの日本一決戦が初夢や!オリックス清原和博内野手(38)が新春インタビューで、06年の目標として「パ・リーグで優勝を飾って、阪神と日本シリーズで対決するのが夢です。1度きりの野球人生だから、いろんな経験をしたいな」と"関西決戦"に夢をはせた。05年は歓喜の500本塁打達成から、涙の巨人自由契約通告まで激動だったが、地元関西に本拠地を置くオリックス、そして10年ぶりパ・リーグへ"里帰り移籍"で心機一転。プロ21年目は「ゼロ」からのスタートで復活を期す。(聞き手=平井勉)
--昨シーズンを振り返ると激動だった
清原 そうやな、500本塁打の時には、みんなに祝福されて。開幕から体調の方も良くて、自分自身でも何本(本塁打)打つんかなと期待感もあったんだけど、
結局はケガで不本意な成績だった。
--巨人からの自由契約は精神的にこたえた
清原 言葉では言い表せないほどつらくて、苦しかったですね。一時は野球を辞めようかなと思った時期もあったけど、(昨年8月の左ひざ手術の)
リハビリ、トレーニングを積んでいくうちに、やっぱりオレには野球しかないと。野球が好きやから。もう巨人への思いは整理がついた。もうサッパリです。
--その巨人と今年は交流戦の初戦で対戦するが
清原 まあ、これも何かの因縁かな。ただ、巨人に対して変な気持ちは持ってないですよ。巨人は子供のころからあこがれで好きな球団ですから。
敵として相対する時には、どこのチームだろうがエキサイトして燃える。
--それでは巨人との日本シリーズが次の夢
清原 いや、そうでもないです。西武時代、巨人とは何度か、日本シリーズで対戦したから。オリックスに移籍して、まず日本シリーズの前にパ・リーグで優勝しないといけない。
それが目標です。でも夢としたらパで優勝を飾って、阪神タイガースと日本一を争いたいな。日本シリーズが大阪決戦だったら、ファンの方も盛り上がると思いますから。
もう長くはない1度きりの野球人生、いろんな経験をしたいから、タイガースとやりたいな。阪神は強いですけど(笑)
--オリックスというチームの印象は
清原 西武時代の印象だけど、あの野武士野球で武骨な近鉄と、あのイチローがいて強かったオリックスが合体したチームですからね。
ここ数年は成績が良くなかったけど、何とかチームの勝利に貢献できればと思います。
--中村新監督の印象はどうですか
清原 交渉中に2回ほどお会いしましたが、しゃべりやすい人なので(指名打者か一塁かの問題は)コミュニケーションをとりながらやっていきたい。
中村監督とは新庄が阪神時代に一緒にやってるんで、新庄から電話でいろいろ話を聞いたけど、誠実な監督だと思います。
オレとノリ(中村)が"ソースとマヨネーズ"なので、うまく使って調理してくれると思いますよ。
--心機一転で何かやったことは
清原 巨人時代に買った車は、すべて売却した。そしてこれまではヨーロッパの車ばっかりだったが、初めてアメ車(米国製のハマー)を買った。
まるで軍用車のような、ごっつい車なんで、戦闘態勢はバッチリや(笑)。あとグッズ(手袋やリストバンド)のデザインも業者に頼んで、新しくした。
--トレードマークのピアスはどうする
清原 あのピアスはファッションとかで着けているのではないんですよ。発端は(一昨年に)巨人から構想外通告を受けた時に、その悔しさを何かに刻んでやろうと思ったもの。
気持ちやモチベーションを盛り上げる意味があるから、オリックスでも着けようと思ってます。まあ、その時々の気持ちで、変わることはあると思いますけど。
--最後に05年は倫理、道徳に欠ける暗い話題が多かったが
清原 子供が殺されたりだとか、JRの事故やマンションの偽装問題が発覚したり本当に悲しいニュースだった。今年はトリノ五輪もあるし、サッカーのワールドカップもある。
野球もWBC(ワールドベースボール・クラシック)があるけど、ペナントレースでも他の競技に負けないように頑張りたい。
スポーツの話題で、日本が明るくなればと祈ってます。そんな活躍をしたいです。 |
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